引っ越しの準備で驚くのはやっぱりモノの多さです。
数年住んだだけで驚くほど物が増えていたりします。
自分の実家、両親や祖父母の家を見ればよくわかりますよね。
いつからあるんだろうと思うようなモノがたくさん置いてあります。
「断捨離」という考え方もかなり浸透し、引越しを期にモノを少なくしようと思うことも少なくありません。
そこで、モノを少なくするするための7つのポイントを紹介します。
物を少なくする7つのポイント
「好きなもの」と「使うもの」を区別する
世の中には素敵なデザインの物がたくさんあります。
色使いや素材感も含めて、デザインが個性的なもの、とても気に入っているものもあるかもしれません。
洋服などで個性的なものは他のものと組み合わせが難しく、センスがないと難しいですよね!気がつけば、その服のために小物や靴・カバン、アウターやインナーなどを増やさなければいけなくなってしまうことも。
これが物が増えてしまう原因の1つなんです。
ここで1つ目のポイントとして見なおしてもらいたいのが「好きなもの」と「使うもの」を区別するということです。
物を減らすためには「使うもの」のみに限定してみると、すっきりした生活にすることができますよ。
さぁ、思い切って、「好きでもなく・使っていないもの」は処分してしまいましょう!
ストックを持たない
コンビニやスーパー、通販ですぐに物が手に入る時代になりました。
物が多い人は心配性なのかストックをたくさん持つ傾向にあります。
トイレットペーパーがたくさんある。ポケットティッシュを溜め込んでいる。
よくあるのは、お惣菜の醤油の小袋やコンビニでもらった橋やフォークをたくさん溜め込んでいるケースです。
思い当たるフシはありませんか?
物を少なくするために、スーパーやコンビニ通販は自分の倉庫だと考えて、ストックを持たないすることです。
Amazonや楽天、ネットスーパーを使いながら、クロネコヤマトさんや佐川急便が倉庫から取り出して、自分のもとに持ってきてくれると考えればいいんです!
これだけで、驚くほどすっきりしますよ。
ストレス買いや衝動買いをしない
買い物が好きな場合、ストレス発散のためにいらないものをついつい買ってしまうことがあります。
タンスの肥やしがたくさん・・・・という場合は、自分の買い方を見なおしてみてはいかがでしょうか?
私の友人にも「ジャケット買い」と言わんばかりに、CDやDVD、書籍などを毎週のようにかっている猛者がいました。
これでは、物が増え続けてしまう一方です。
本を沢山持っている友人は、家に入りきらずに引越しの時にトランクルームを借りて、保管していました。
例えば「1週間後にもこれはひつようかな?」と、レジに持って行く前に一呼吸置くと、衝動買いを控えることができるようになるので、ついつい買ってしまう人は試してみてください。
無料の配布物、タダのものを貰わない
サンプルやノベルティグッズをついついもらってしまいがちですよね。
ポケットティッシュを大量に溜め込んでいる人もいます。
無料だからとついつい受け取ってしまうこともあると思いますが、自分の生活に不要なものであれば最初から受け取らないようしてみてはいかがでしょうか?
自分のライフスタイルに必要か?こんな風に受け取る前に振り返ってみると、無料でも受け取るべきものと受け取らなくても良い物を区別できるようになりますよ。
イベントのちらしやポケットティッシュ配りなどを経験した人は、受け取ってもらえない苦しみを知っていますから、できるかぎり受け取るという主義の方もいます。
これは習慣ですから、無意識に受け取る・受け取らないという自分の行動を見直す気カッ書けにしてみてはいかがでしょうか?
書類の80%は捨てても困らない
契約書など手元に保管しておかないといけませんが、生活をしていると様々な不要な書類が溜まってしまうものです。
オフィスの移転などをしても顕著なのですが、80%の書類は捨ててしまってもなんの支障もありません。
最近は画像データにしてどんどん捨ててしまうという方法もあります。
家電などの取扱説明書も、メーカーのHPで公開されていていますから、捨ててしまっても困ることはありません。
ぜひ、無駄な書類を、なんとなくいつかつかうかもで溜め込んでいないか見なおしてみてくださいね。
欲しいものは我慢し過ぎない
物を増やさないことが目的ではなく、シンプルな生活を楽しむことが大切です。
人生を楽しむために、自分の生活を彩るための買い物は決して無駄ではありません。
選び抜いて、自分の人生に必要なものはしっかりと買いましょう!
ただ、物を買うよりも、体験や経験にお金と時間を使ったほうが人生が充実しますから、なにかコレクションすることが目的になっているようであれば、その物を所有することで・使うことで得られる体験や経験にフォーカスしてみてくださいね。
モノが少ない状態を最小限の手間で管理する
必要な物がみつからず探す時間って非常にもったいないです。
でも、物が増えれば増えるほど、探す手間がかかるようになってしまうものです。
最小限の力出管理できるようにすると、自分の意識もお金もエネルギーも人生を楽しむことに使うことができるようになります。
実は、自分に自信がない人ほど、充実度が低い人ほど、モノに頼る傾向があります。
最たる例は、自分をより大きく見せるためにブランド物で身を固めるというライフスタイですね。
自尊心の低さをブランドでカバーして、優越感を得たり、SNSで気疲れの原因となる「盛った」状態で自尊心をもとうとしてしまうのです。
番外編 命を守るために
必要最小限のモノでシンプルに暮らすは大切ですが、自然災害(地震)に備えるための備蓄は検討していたほうがいいです。
忘れたころにやってくる地震。
せめて最初の3日、ライフラインや物流が止まっても余裕をもって1週間から2週間を乗りきれるよう備蓄を持っておくと「いざ」というときに自分の命を守ることができます。
オススメは、備蓄をローリング(消費期限が近づく度に消費し、新しい物と置き換える)して上手に使いながら一定量を備蓄していくことです。
シンプルライフの考え方
物を所有しなくても、生活できるようになってきています。
持ち家よりも、賃貸で自由に移動できるように身軽にしておく。
広い家ではなく、トランクルームやレンタルボックスを活用する。
車を所有するよりもカーシェアリングを利用する。
もし車をお持ちなら、思い切って売却してみてはいかがですか?
服はお気に入りのものだけを所有して、新しく服を買ったら、古くなったものを古着屋リサイクルに出す。
パタゴニアなどの取り組みが有名です。ファストファッションのH&Mでも、古着を持ち込むと500円のクーポンをもらうことができるお店もあります。
女性向けのブランド物のレンタル(ラクサス、ORB)や、男性向けのネクタイのレンタル(KASHI KARIやFreshNeck)などのサービスも出てきています。
結婚式などのフォーマルもレンタルで済ますこともできます。
借りられるものは借りて、必要なときだけ使うと、家に無駄なもの(ほんの数回しかつかわなかったり、明けずにそのまま放置)がなくなりますよ。
もちろん家電もレンタルできます。
引越しで新生活をするあたり、自分のライフスタイルを見直すタイミングで、ぜひ参考にしてみてくださいね。