新生活をスムーズに始めるために、引っ越しの準備を進めたいですね。
私自身も、大学進学、就職、転職、結婚と今まで4回の引越しをしてきました。なかでも2度目の引越しが大失敗。そして今年は義両親が高齢になったこともありUターン(地方移住)での引越しを準備している最中です。
引越しは何かと手間がかかって面倒に感じてしまうもの。
だからこそ、進学や就職、転勤や転職、結婚や移住などの新しい人生の節目でバタバタしたくなりですよね。
ましてや無駄なお金や時間を使って後悔しないためにも、スムーズに新生活を始めることができるようようポイントをお伝えしたいと思っています。
【2月の引越し】料金の相場
2月下旬から4月上旬にかけて引越しは繁忙期を迎えます。
2月の引越し料金は、海外旅行の金額が連休(年末年始・GW・夏休み)で高くなるのと同じように、多くの人が一斉に利用しようとするために他の時期と比べると割高です。
2月中旬までは引越し業者の稼働が少なく、希望の日時やお得な料金での引越しができますよ!
相場を知るために目安となる金額を一覧表にしました。
1人![]() | 2人![]() | 3人![]() | 4人以上![]() | |
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市内 (15Km) | 37,800円 | 71,100円 | 89,100円 | 138,400円 |
都道府県内 (50Km) | 47,000円 | 83,200円 | 109,900円 | 185,900円 |
近隣エリア内 (200Km) | 55,900円 | 94,300円 | 124,400円 | 218,700円 |
長距離 (500Km) | 68,600円 | 193,000円 | 257,000円 | 351,600円 |
引越し料金は、「荷物の量」「日付の指定の有無」や「オプションの有無」でも金額に差が出てきます。
上記の金額は参考にしながらも、ご自身で見積もりをとって確認してくださいね。
2016年2月の引越し料金が割高となる日
引越しが集中する週末は料金が高くなる傾向にあります。
特に2月下旬からは繁忙期となり、引越し業者のトラックもフル稼働になります。
卒業シーズンをむかえるため、大学に合格した高校生、就職がきまった大学生、社会人は異動や転勤の辞令がでて、多くの人が引越しに取り掛かるからです。
5日(金)、6日(土)、7日(日)
11日(祝)、12日(金)、13日(土)、14日(日)
19日(金)、20日(土)、21日(日)
26日(金)、27日(土)、28日(日)
引越し料金の仕組み(金額の算出されかた)
引越し料金がどのように決まるかというと、次のようになっています。
1)基本運賃
「基本運賃」とは、引越しの距離や作業時間(荷物の量)によって決まる料金です。
見積もりを算出する基準となる約款を国土交通省が定めています。
一律ではなく、引越し業者ごとに±10%の料金幅で基本運賃を決めています。
(参考) 国土交通省 標準引越運送約款
http://www.mlit.go.jp/common/000021071.pdf
2)実費(割増料金)
「実費」とは、引越し作業員の人件費や、ダンボール箱などの梱包資材費、高速道路を利用した場合の交通費などです。
具体的には、土日祝日や深夜・早朝の割増料金、2月3月の繁忙時期、積雪のある地域(北海道や東北)では冬季の割増料金を加算している業者もあります。
3)オプション(付帯サービス)
付帯サービスとは、いわゆるオプション作業の費用です。
エアコンの取り外しや取り付け、ピアノや乗用車など特殊な荷物の運送料、ハウスクリーニング、不用品処分など、荷造りや荷解き、家電の設置など様々なサービスが引越し業者ごとに提供されています。
引越し料金を安くするには?
引越し料金を安く抑えるには、引越しが集中する時間や時期を避けることがポイントになります。
出来る限り楽をしたい、自分の都合に合わせて動いてもらいたい場合はどうしても割増しになります。
引越し料金を安く抑えるには、下記のポイントに注意してみてください。
割増ポイント | 高くなる条件 | どうすればよいか? |
●引越しの時期 | 繁忙期(2月、3月、4月) | 繁忙時期を避ける |
●日程の指定 | 集中する日程(土日祝、連休) 大安、月末 | 月末を避け、平日を選ぶ |
●時間の指定 | 集中する時間 (午前中の時間指定) | 時間の指定を行わない「フリー便」を検討する |
●エレベーターの有無 | 2階以上部屋で、エレベータがない場合 | 住宅の設備に依存 |
●荷物の量 | 多い場合 | 荷物を減らす |